趣味のものを捨てなくてもミニマリストになれます!(ミニマリストの反対はマキシマリストではない話)
ミニマリスト担当のツジですよろしくお願いします。
今回のお話は、「執着を払って全てのものを捨てなきゃミニマリストにはなれないの?」という意見についてです。
答えはノーです。一般に不要とされている物を残しておいたとしても、ミニマリストでなくなるわけではありません。
そもそもミニマリストのあり方についてです。
「好きなものや集中したいことのために、その他不要なものを捨てたり、最小限にしていく手法」のことです。
よく言われるミニマリストのテンプレみたいな方々、物捨てまくって極限状態みたいな人達ですよね。アレを見てると物を持つこと自体が間違いと思ってもやむを得ません。
報道で出てくるミニマリストはその極限状態みたいなものが多いです。もはやマットレスしかない人の方がテレビ的にウケがいいんでしょう。最近の吉本の闇営業問題とか、交通事故にあった保育園の園長先生への質問攻めとかマスメディアに対する批判は少なからずありました。
僕らの耳に入る報道の正攻法は、真相より視聴率の上がる報道、食べ物でいうなら幕の内弁当や定食よりハンバーガーやラーメンでしょう。
ミニマリストの話に戻るのなら、「○○が言ってた、やってたから」より、あり方自体は常に自分で考えるべきではないでしょうか。
筆者の考える「イロモノミニマリスト」を少し述べます。
・生活の理想が「ミニマリストになる」こと。捨てることが目的になっており、ない事が正義となっている。
・「物が少ないと豊かになる」という理にかなってない謎思想。
筆者にも経験があるのですが、ミニマリストになることを目的とした場合、行き尽くした後の未来はありません。大概リバウンドします。
事実、ミニマリスト本の著者を見ていても、出版当時と現在の持ち物が変わっている人が大半です。
突き詰めたアップデートというより、本で書いていた思想と今やってる事があっていません。書いたんだから責任持てよと言いたい気持ちもあるのですが、ひとまず事実として。
状況が変われば手段を変えるのは当然ですが、基本方針が変わるのは頷けません。
名前を出すと訴えられそうなのでそこは伏せます。皆さんも探してみると面白いかも…
面白いことに、その著名なミニマリストを見ていても、意外な事実があります。
割とどうでもいいものをもっている
これも怒られそうなので具体的には伏せます。
無論、否定はしません。というより、最強を目指して最効率のみ取り入れれば、個性は消えます。良いと思います。
ゆえに、
好きなものは持つべき。
これが筆者の主張となります。
やりたい事を集中するためにやるわけですし。やりたい事をミニマリストにしたら破滅します。仙人にでもなりたければ良いと思いますが。
冒頭の写真についてです。これ、温泉担当の部屋です。らしさ全開といえばそうですが、彼も部屋のものは少ないです。筆者ほどではないにせよ、十分ミニマルな部類です。
ただ、本人は大好きな同人誌は手放したくないそう。
むしろ、薄い本を最大限にするために不要な他の物を削ぎ落とす。これこそミニマリストのあるべき形だと筆者は思います。
ちなみに、彼は今コミケに行っているそう。引きこもりの筆者としてはこのクソ暑い中コミケとロッキンに行く奴はどうかしてると思ってしまいますが、好きって良いですよね。
読んでいただき、ありがとうございました。