私服の制服化?ちょっと待った!それはもはや…
どうも、ミニマリスト担当のツジです。
私服の制服化って、制服の私服化ともとれる。
— T (@minimalist_tj) 2019年4月24日
筆者の中で物議を醸し出したこの発言。今回はこのお話です。
ミニマリスト、物を少なくするあるいは持たない暮らしをする過程で「捨て」の行為を行っています。「服」も例外ではありません。
あくまで管理できる点数なら許容範囲だと考えているのですが、最小限を目指す方はおそらくボトムス3着トップスも3着しかお持ちでないというケースもあるでしょう。
また、完全に同じ服を洗濯し回せる点数のみ持つ方もいます。これが「私服の制服化」というやつです。
具体的には、白いオックスフォードシャツ3枚、黒のズボン3着、いずれも全く同じ銘柄。夏は袖をまくる、冬はアウターを羽織るものの中身はこれ。
目的は、服選びにかける時間を最小限にすることのようです。他に思考すべき時間を増やすためだとか。
代表的な実践者は
名前がとんでもなくビッグネームですね。まぁ例なので…。
筆者がこれから述べることはこのビッグネームに反抗するようでものすっごく気がひけるんですが、ここで冒頭の話に戻ります。
私服の制服化=制服の私服化
こういうことです。制服を私服にしています。僕の友達にもいます、「私服センスないからスーツの仕事してる」って人。というかうちの温泉担当がそれです。仕事着に悩まなくていいそうです。
私服の制服化。具体的に疑問なのは2点です。
まず1つ目に、やってる理由です。特に、「ジョブズがやってたから」とか、「服選びにかける時間を最小限にしたいから」とかいうのです。そこに意志はあるのでしょうか。
理由がどちらも「考えることをやめること」です。特にジョブズがやってたからという方。完全にApple信者です。服がどうこうというより有名人に影響を受けているだけです。海外セレブ見てチアシードとスムージーとケトジェニックダイエットを同時にやってるのと変わりません。
考える時間を最小限にしたいというのも分かります。ただ、一切考えないのとは話が別です。少しすら気を配ってはいけないものなのでしょうか。
考えることをやめること、もう一度考え直せないでしょうか。
やるなとは言いません。ただ、然るべき理由でないのなら、自分の言葉でその魅力を伝えられないのなら、一度今行なっている行為を振り返って頂きたいです。
2つ目に、服の選び方についてです。
特に白シャツ黒ズボンの方をよく見るのですが、もはやそれは制服のような私服を着てるだけと言われても言い返せません。
自分の好きな服、本当にそれだけですか?筆者もボタンシャツは好きですが、違う色が着たくなる時があります。人によっては花柄は着たいとかボーダーが着たいとかあると思います。そういうものを押し殺して、有名人がやってたからミニマリストはこうだからといって、白シャツ黒ズボンのみ3着揃えていませんか?
ミニマリズムはモノ主体から自分主体の暮らしにすることと言われています。ただ、人間なので影響を受けることはあると思います否定はしません。
しかし、私服の制服化については曲解しやすい概念だと思います。だから、自分に合う私服の制服化を考えてみてください。
実践しやすい私服の制服化について、動画にしました。https://t.co/PgUlQvNL0p pic.twitter.com/ulvo0AnB7X
— 白ミニマリストエリサ (@erisaslife) 2019年5月9日
こういうのがいいんじゃないでしょうか?
読んでいただき、ありがとうございました。