物を捨てられない人にありがちな1つのこと
←最近書くと読まれるから調子づいている
どうも、ツジです。なんかアフィっぽいタイトルにしてみました。思いつきです。
部屋が片付かない、物が捨てられない。よくある話です。筆者は一人暮らし当初、親にそれで相当迷惑をかけました。当時の痛手は未だに心に残ってるので、ミニマリストなんか目指した次第です。
というか、物が捨てられないからミニマリストを参考にする方わりと多いんですが、私個人はビミョーな選択だと思っています。
ミニマリストって、参考にしてる時点ですでに物が少ないんです。ミニマリストの暮らしは、物が少ないまま進行していきます。
「私もシンプルになりたいなー」
「いいなーこういう生活も」
なんて考える方もいるかもしれませんが、あくまで感想なんです。憧れてる暮らしは、部屋の片付けに必要なものではなく、見せられた理想の形に過ぎません。
前フリが長くなりそうなのでタイトルの伏線回収といきましょう。物を捨てられない人にありがちなのは、「物を手に入れてから手放すまでの経験」、簡単には、「物を捨てた経験」です。
必要なのは、「物を捨てたい」ではなく、「物を捨てる」ことです。願望はいつまで経っても願望です。
ミニマリストの部屋を見てても部屋は片付きません。自分で物を捨てない限り、その状況は永遠に変わらないのです。
ってだけ書くと月並みですね。
ここからは私の見解として、少しずつその仕組みをバラしていきたいと思います。そして捨てろと言い続けます。よろしければお付き合いください。
注目すべきは他人の暮らしより自分の部屋と物
知識がない人が、知識を得るために勉強するのはわかります。
ただ、ミニマリストの部屋を見ても勉強にならないんです。早い話、他人の部屋見て脳を満足させてるだけ。自分の部屋と理想の部屋を重ね合わせる妄想です。
いくらミニマリストの部屋を見ても、自分の部屋のものは減りません。結局は自分の部屋のものを手放すことでしか部屋は変わらないんです。
筆者は、捨てることをお勧めします。というか、売る、あげるの選択肢は一度取っ払った方がいいと思います。
まず目的が何かということ。部屋をきれいにしたいなら、部屋のものがこれ以上増えてはいけないんです。…もったいない?わからなくはありません。
人間、いざ追い込まれると2択になります。勇気を出して行動するか、逃げて惰性に走るか。この辺はわかると思います。
問題なのはさらに2個。
①経験則で行動する
②逃げる時、人は後ろめたさから逃げ道のスジを通すこと。
今まで逃げ続けた人はまた逃げます。逃げた経験は豊富でも、勇気を出した経験の方が少ないから。
ただし、逃げ道は人に後ろめたさを与えます。だから人は逃げ道の後ろめたさからも逃げます。こうなると負のスパイラルです。その経験が強くなり、さらに正当化された逃げ道に向かいます。
話を戻すと、部屋をきれいにするために必要なのは手放すことだけ。全て捨てることをまず念頭におきましょう。
今回は救いの話ではありません。心を鬼にして捨てろと言い続けます。
勇気で捨てる行動。とても覚悟のいることだと思います。ただ、その辺に関してはいろんな記事もありますし、今回やり方については触れません。あくまでも捨てる勇気です。
少したらればの話をします。これまた筆者の経験則なんですが、1個物を捨てると2個目以降は恐ろしく早いです。筆者の1個目は収納4段ケースでしたが、ソファ、ベッド、電子レンジ、止まることを知りませんでした。
これは、捨てた経験に頼れるようになるからです。特に前述したものは粗大ゴミでした。売れるようなものもありましたが捨てました。後ろめたさを正当化すると話が前に進まないからです。
粗大ゴミは、日頃出さないので、億劫になりがち。でも、1回でも捨てた経験があると、その経験に沿ってループが始まるんです。あれも、これも。最初の時点では思いもしなかったものも。
こうなると後は早いです。他人の部屋を顧みず、自分の部屋のものをどう捨てるか、どうしたら捨てた経験を再現できるか考え出します。人間、直前の行動に影響を受けやすいようです。
逆に言えば、YouTubeを見てる限り繰り返す行動はYouTubeでしょう。まして次の動画が自分の意思と関係なくおすすめされるんだからたまりません。
ミニマリストの部屋を見る行為は、部屋を片付ける行為でも捨てる行為でもありません。
もういっそ、声に出していいましょう。
勇気
これがものを捨てるのに必要なたった一つの言葉です。
トンデモなく精神論ですが、最初の一歩に必要なのはやり方ではありません、意思です。
甘い言葉をかけて結局物を売りにかかるミニマリストも当然います。
ですが現実は辛いです。部屋を片付けるのも、生活を豊かにするのも、まず大事なのは勇気。
最初の勇気が、あなたをきっと助けてくれます。
といったところで片付けに入っていただきたいので今回はここまで。
お部屋の片付けが進むことを祈っております。