springkunのブログ

日本国内の温泉やストリートピアノ を探し回り、そこでの記録を書いています。

春の高校バレー2020準決勝選評

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今回もバレーボールの記事になります!

 

どーも。

春高バレー大好きな温泉担当のシノです。

今回は私も現地へ行き久し振りに生で試合を見てきました。

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いよいよセンターコートの闘いとなりましたね。インターハイ王者や国体王者。更には国体準優勝チームや前回大会準優勝チームの激突となりました!

 

では結果から。

 

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準決勝第1試合

松本国際vs東山

1セット目19-25

2セット目26-28

3セット目14-25

 

1セット目から松本国際の柳田君と東山の高橋君の打ち合いでゲームが進んでいく。スパイクがブロックされてもしっかりブロックフォローしてからバックアタックに繋げていき得点する。しかもやられたら同じくバックアタックでやり返すというまさにエース対決!しかし中盤に東山が抜け出しそのまま東山が1セット目を先取。東山は高橋君以外にもブロック付かれても得点できる選手が居るのが大きいですね。特にライト平行攻撃の要の楠本君は脅威でした。

2セット目もエース対決でスタート。どちらもエースの強打を拾いその球をエースが相手コートに沈める。前セット同様やられても直ぐにやり返す為、マジで見応えのあるエース対決!シーソーゲームはセット終盤に来ても終わらずにデュースまでもつれ込む展開。1セット目を失っている松本国際的には何としても取りたいが、最後はトスが合わずに東山が連取。

3セット目は終始東山のペース。松本国際は2セット目が勝負だったのかやや減速気味。疲れからかサイドの高速平行トスが合わなくなってきます。一方の東山はセッターが上手かったですね。出身中学は全中優勝も経験したことのある昇陽中ですのでコンビの組み立てが上手いですね。ライトサイドの攻撃は平行だけでなく時間差も絡めてきました。最後は柳田君のバックアタックがアウトになり万事休す。

勝負を分けたのはサーブと思いましたね。松本国際はジャンプサーバーが6人中4人居る為、ミスが少し目立ちましたね。松本国際もそれを承知で放ってきたのですが、シーソーゲームでは命取りのようにも思えました。東山もサーブで崩れていたので有効的でしたが、そんなの関係無く高橋君が打ち込んできます。緩いサーブを入れるとコンビ組まれるので致し方なかったのだと思いますが、、、。強いサーブを連続して打つってそんな簡単なことではありません。

 

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準決勝第2試合

駿台学園vs清風

1セット目25-22

2セット目19-25

3セット目25-23

4セット目25-17

 

1セット目清風は工藤君が松本国際の柳田君や東山の高橋君に引けを取らない活躍で得点を量産していきます。対する駿台学園も色々な選手が技を織り交ぜながら清風を翻弄していきます。中でも1年生の中島君はハイセットからの攻撃が光ってましたね。また、駿台学園が少しリードするもそれに食らいつく清風。センターは昨年もレギュラーの山本君が良いところでクイックを駿台学園のコートにカチコミます!清風のクイックは駿台学園程高さはありませんが早いのでなかなかブロックが付ききれません。あまりセンターをマークしてしまうとサイドは高さがあるので清風の思う壺です。しかし、駿台学園はサイドに的を絞りブロックで引っ掛けて得点へと繋げて1セット目を先取しました。

2セット目になると一変。清風は工藤君以外の選手も決めはじめていよいよ手がつけられない。工藤君の対角の西崎君も前だけで無くバックアタックも放ってきます。駿台学園はというとセッターとのコンビが合わなくなり選手を変え始めるが流れは変わらず流れそのままに2セット目は大差で清風が取ります。清風はあのコンビバレーの大阪府ですからコンビの得点率が高いですね。

3セット目は駿台学園がメンバーを変えてきました。センターの金田君がライトに、レフトの中島君を左利きの伊藤君へ変えてきました。サイドの決定率を上げる作戦だと思います。その期待に金田君が応えて第1セット同様のシーソーゲームとなりました。清風は相変わらずの真ん中からのコンビやライトバック・センターバックからのバックアタックで得点していきますが、駿台学園も徐々に上げ始めます。そして苦しい時はキャプテンの伊藤君に託します。伊藤君は前年度清風のキャプテンの西川君のような活躍ぶりでしたね。なんかサーブも似てるしw更には山崎君のブロックも飛び出してそのまま駿台学園がセットを取り返しました。

4セット目は駿台学園が好スートを切るも清風が追いつきまたもやシーソーゲーム、、、かと思いきやセット中盤から清風が大ブレーキ!エースの工藤君がバックアタックを3連続でミスします。清風は一度工藤君を下げますが流れは変わらず。工藤君を戻して得点するも最後は駿台学園の伊藤君の1人時間差でゲームエンド。

駿台学園はセッターも含めて高さがあるのでブロックの本数が多かった事や抜けてきたボールが効果的に上がっていた事が勝負を分けたのだと思います。ですが、準々決勝の鎮西戦と違いブロックが高くなったので得点率は下がってましたね。

ベスト4のチームは駿台学園以外絶対的なエースが居ました。なのでバックアタックの配球が前と変わらないくらいでしたね。一方の駿台学園バックアタックは染野君の1発だけでしたのでどちらかというと全員バレーでここまで勝ち上がってきたチームですね。

 

という事で決勝戦

 

東山vs駿台学園

 

となりました。

高さとパワーの東山に対して駿台学園がどのような対策と攻撃を組み立ててくるかが鍵になりそうです。

 

余談ですが、駿台学園の森居君と山崎君は中学時代に駿台学園中で全国準優勝でJOCでも準優勝。そして高校では国体で準優勝しているので4度目の正直の決勝ですね。

 

という事で春高バレー勝戦直前兼準決勝の選評でした。

 

では、また明日!

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