springkunのブログ

日本国内の温泉やストリートピアノ を探し回り、そこでの記録を書いています。

第33回「にっぽんの温泉100選」結果発表!

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さー!とうとうこの日が来ましたね!!

温泉による温泉の為の温泉の全国大会!!!

湧く湧くが止まらねーぜ!!!!!

 

どーも。

 

毎年この時期はテンションのおかしい温泉担当のシノです。

 

今回は自分自身毎年発表を楽しみにしてます「にっぽんの温泉100選」について結果発表等について書いていこうと思います。

 

では早速順位から

1位草津温泉群馬県

2位別府八湯大分県

3位指宿温泉(鹿児島県)

4位有馬温泉兵庫県

5位道後温泉愛媛県

6位下呂温泉岐阜県

7位登別温泉(北海道)

8位由布院大分県

9位箱根温泉(神奈川県)

10位城崎温泉兵庫県

11位黒川温泉(熊本県

12位和倉温泉(石川県)

13位伊香保温泉(群馬県

14位玉造温泉島根県

15位鬼怒川・川治温泉(栃木県)

16位乳頭温泉郷秋田県

17位熱海温泉(静岡県

18位月岡温泉新潟県

19位奥飛騨温泉郷岐阜県

20位塩原温泉郷(栃木県)

21位以下の順位は省略します。

 

やはり草津温泉は強いですね。今年で17連覇中なので絶対王者という感じです!また、2位以下で近年常にトップ10入りしているのは別府八湯、指宿温泉、有馬温泉道後温泉下呂温泉登別温泉由布院です。この温泉地はどれも賑わい方が他の温泉地とは段違いですね。また、泉質だけでなく温泉を楽しんで帰ってもらうというリピーターを増やす手法が上手いのでしょう。

関東屈指の温泉県である群馬県からは草津温泉以外にも先ほどの伊香保温泉や万座温泉四万温泉、みなかみ18湯がトップ100にランクインしています。

群馬県強いなーおい!

個人的に思う湯治場部門としてランクインしている温泉は草津温泉をはじめ乳頭温泉郷塩原温泉郷酸ヶ湯温泉花巻温泉郷、高湯温泉などです。このランキングは観光メインで集計されているのでどちらかというと湯治場的雰囲気よりも賑わっていたりする方が票数が高くなりそうですが、湯治場でもランクインできるという事はそれだけ泉質が抜群にいいという事ですね。

 

それではここからはなぜここまで草津温泉が強いのかを書いていこと思います!

(突然だなー。)

先ずはやはり賑わっている事ですね。旅行といえば温泉地。温泉地といえば活気があってワイワイしているイメージがありますよね。そんなイメージ通りの賑わいがあるからこそまた来たいと思ったり、他の人に紹介するのではないかと思います。次に泉質です。やはり温泉の泉質といえば皆さん何を思い浮かべますか?多分硫黄泉だと思います。温泉の泉質は今現在10泉質ありますが、普通の人がこの中で確実に答えられるのは3つ位だと思います。その中で確実に〝ザ・温泉〟と思うのが硫黄泉ですね。温泉には匂いのする泉質のものがいくつかありますが、嗅ぐだけで温泉!となるのがやはりこの硫黄泉です。その硫黄泉を持っているのがこの草津温泉です。また、立ち寄り湯が充実しているのも草津温泉の魅力です。草津温泉には19箇所もの無料の立ち寄り湯がありますが、この立ち寄り湯は普通の温泉地では湧出量の問題でなかなか出来ません。これだけでも草津温泉は凄い温泉地と思いますがまだまだです。次はアクセスです。関東からも比較的行きやすいですが、正直熱海温泉や箱根温泉の方が駅名がそのまま温泉になっている事からもアクセスの良さがわかります。しかし、草津温泉は新宿や東京駅からバスが出ている為他の行きにくい温泉地よりもかなり行きやすくなってます。そういったルートの整備も充実してるんですね。最後にランドマークです。草津温泉と言えば何でしょう。連想ゲームみたいですね。そう!湯畑です。温泉地にはその温泉地の象徴たるものがあります。例えば道後温泉なら本館ですし、伊香保温泉と言えば石段街ですね。そんな誰もが草津温泉だけでなく温泉といったらで連想するのがこの湯畑です。他にも時間湯とかメロディーロードとかありますが草津温泉についてはここまでとします。

さて、温泉100選の上位ランカー以外にもこんな温泉がランクインしたんだという温泉をいくつか紹介します。先ずは52位の高湯温泉(福島県)この温泉は硫黄泉の絶対王者です。あれ?草津温泉も硫黄泉やないん?って思うかもしれませんが総硫黄量が他の温泉と違います。本物の硫黄泉に入りたいと思う方は是非高湯温泉に行ってみて下さい。匂いも強烈ですよー!匂いフェチにはたまりませんねー。次に72位の南紀勝浦温泉和歌山県)です。この温泉は温泉もそうですがホテルがかなり有名です。それが「ホテル浦島」です。自分も泊まりましたが一言で言うと巨大な竜宮城です!館内は迷子になりそうな位広くチェックインする時には館内地図を貰います。広いだけでなく温泉も4箇所ほどあります。また、最大の魅力は〝忘帰洞〟です。この忘帰洞は帰るのも忘れる位素晴らしい洞窟とそのままかもしれませんが、洞窟の中から海を見ながら入る事ができます。更に洞窟なので波の音が響いて聴こえるので普通の海辺の温泉よりよく聴こえます。自分も正直帰りたくなかったですwお次は90位の黄金崎不老ふ死温泉青森県)です。この温泉は先ほどの南紀勝浦温泉と同じく海辺の温泉です。しかし、泉質とロケーションが全く違います。言い忘れていましたが南紀勝浦温泉は白濁した硫黄泉です。一方こちらは赤みがかった塩化物泉です。あれ?赤みがかったって事は含鉄泉じゃないん?私も少し前まではそう思っていました。含鉄泉になる為の規定値は総鉄イオンの量が影響しますが、この総鉄イオン量の設定がかなり高いんですね。逆に赤みがある理由は塩化物量が大きく影響します。鉄は錆びると赤くなりますが塩分が多い水に晒すとめちゃくちゃ早く錆びます。この原理と同じですね。脱線してしまいましたが、高濃度の塩化物泉であったまりやすくなります。また、露天風呂が海にかなり近いです。直ぐそこは海!波の強い日はこっちまで波が来そうって位ですね。こな不老ふ死温泉最大の魅力は夕陽が見える温泉である事です。夕陽の見える条件は日本海側の温泉である事です。82位の瀬波温泉新潟県)や63位のウトロ温泉(北海道)も見えますが、海にめちゃくちゃ近くて濁り湯で夕陽が綺麗な温泉はここしかないなって思う位凄いんです!自分がよく友人に勧める温泉ですね。最後に、100位の戸倉上山田温泉(長野県)です。この温泉は前回ランク外でしたので、前回順位がありませんでした。こな温泉は立地と泉質が全てだと思います。自分は何年か前に出張で長野県に行った際に発見したのですが直ぐに虜となってしまいました。先ず上位ランカーの温泉と違うのはひっそりとしている事です。賑わいはそこまでありません。むしろ人はあまり居ません。とても落ち着いた温泉街です。ですが温泉地としての完成度は高く行ってみるとわかりますが〝ザ・温泉地〟な感じです。また、泉質ですが硫黄泉です。この硫黄泉は先の高湯温泉とは異なり色も乳白色ではなくエメラルドグリーンです。エメラルドグリーンの温泉といえば岩手県国見温泉や長野県の熊の湯温泉が有名ですがどちらもランクインしてませんでしたね。硫黄泉には硫化水素型といった乳白色のタイプと硫黄型といった濃くなるとエメラルドグリーンになるタイプの2種類があります。ざっくりというとガスを主成分にしていると硫化水素型になります。匂いは硫化水素型の方が少しキツイ香りがします。一方硫黄型の匂いはというと硫化水素型よりもまろやかな匂いに感じます。この戸倉上山田温泉は硫黄泉だけども匂いがキツくなく、でも泉質的にも薄くないといった絶妙なバランスの取れた温泉です。個人的にはもっと多くの人に知ってもらいたい温泉の一つです!

今回ランクインしてない温泉でも素晴らしい温泉はいくつもありますが、それはまた今度書かせて頂きます。野地温泉とか豊富温泉とかみくりが池温泉とか。

そういえばここ数年行ってる温泉は殆どランク外だったりしますね。そんな温泉達を今後も紹介させて頂こうと思います!

皆さんも有名温泉地に行った際は近くの温泉に寄ってみるのも如何でしょうか?自分みたいに発見があると思います。

 

それでは今回は「にっぽんの温泉100選」の結果発表でした。

 

それでは!