ヴィーガンから入るミニマリズム
ヴィーガンから入るっていうか、その観点から共通点を引っ張り出したみたいな
どうも、ミニマリスト担当のツジです。
僕、ビーガンをやろうとして一週間でやめた。理由が体作りだったから、大人しく動物食べた方が効率良いと思うのな。
— T (@minimalist_tj) 2019年5月13日
あれ自体宗教的な性格が強くて、我慢してる感がどうも否めなかった。
ただ、動物の命が大事ってのは僕も同意。だから食べるときにちゃんと「頂きます」を心がけてる。
はい、実は筆者体験的にヴィーガン生活を一週間やったことがありました。
当時、体を作っている最中でして、特に筋肉を増やしたかった段階でした。そんな時見たのが
https://twitter.com/vegandanshi/status/1126025426458021888?s=21
ヴィーガンでもマッチョになれるという物でした。
ちなみに、ヴィーガンについて簡単に言うと完全菜食主義者ってやつです。ベジタリアンレベル2みたいな。肉魚だけでなく、卵、牛乳、あと上白糖なんかもNGです。
ざっとメニューを考えると、
白米と納豆、昆布ダシの味噌汁、カツブシのっていないおひたし、冷奴みたいな感じでしょうか。
筋肉の観点から言えば、タンパク質の摂取が特に関わるのですが、大豆のタンパク質含有量がグラムに対して意外にも肉より多いそう。
筆者、それを聞いて飛びつきました。いっそいで大豆の水煮を業務スーパーへ買いに行きました。
そして一週間やりきりました。
その当時の感想なんですが、まぁやれないことはない。ただ、食材も料理人でもいない限り偏るし、外食の制約がとにかく大きかった。タンパク源や各種栄養を摂るルートは減ります、食べられるもの減ってるんだから。ゆえに、効率、というか多様性に問題があります。
ましてレシピ調べても肉みたいな料理目指してるのばっかです。精進料理チックなのあんまりありません。肉食べたかったんなら大人しくそういえばいいじゃん…。
大豆も脂質がバカにならないし、ここまで無理して続けるくらいなら大人しく肉とか魚食べた方が早いです。
ヴィーガンとして筋肉のつきやすい方もいるんでしょう。ヴィーガンのマッチョも確かにいます。
ただ、疑問なのが、そういう方が全ての食材食べたらもっとマッチョになるんじゃないかってことです。
また、ヴィーガンはマッチョになるための思想ではありません。あくまでも、動物の命を食べないという、命に対する思想です。効率だけでヴィーガンになった人を見たことがありません。
でも、それいったら、植物の命はどうでもいいの?って思いませんか?
これは筆者の主張なんですが、動物にも植物にも命は等しくあると考えています。脳があるとかないとかの話ではありません。生きているんです。人間というか、全ての動物は生き物を食べて生きているんです。
殺される時に声を発するものにのみ命を割り当てる行為は、声の小さいものは淘汰される世のように思えてしまうんです。
少し批判的なことを述べてしまいましたが、筆者も生き物の命を尊重することには同意しています。ヴィーガンの大元の考えは決して間違っていません、偏ってるってだけで。
だから、昔から「頂きます」「ご馳走様でした」って言葉があるんだと思います。作ってくれた人への礼とともに、命に対する礼でもあるんです。
大事なのは、無駄な殺生はしない、食べ物は残さず食べる。そして生きることだと考えています。
そしてようやくここでミニマリストの話が出てきます。ここまでで7割ってところですね。
今までの流れで出てきた、動物由来のものを食べないという生き方、若干の不自由はあるけどそれでもなんとかなるということが、どうもミニマリストのそれに近いよう思えます。
大事なのは、そういう主義を持っているということです。筆者も、ヴィーガンとそれ以外どっちが正しいのかわかりません。というかそういう問題ではないと思うんです。
どちらが正しいか考えると、争いの種が必ず生まれます。大事なのは、そういう主義を持っている人たちを尊重すること。
ミニマリストはおそらく「マイノリティ」に分類されるライフスタイルです。ヴィーガンもそれでしょう。
多数だからというのはナンセンスです。少数派でも、理由があって選んでいる以上尊重されるべきです。
ただ、ミニマリストだからものを持つ人を否定すること、ヴィーガンだから生き物を食べる人を否定することもまた違うよう思えます。
お互い寄り添える生き方をしていきたいですね。
参考までに…
↑ハローヴィーガンラジオより
↑ヴィーガン男子より
読んでいただき、ありがとうございました。