和歌山旅行記
最近コロナウィルスの影響で何かとバタバタしていましたが、少し落ち着いてきましたので今回は2ヶ月以上前に行きました和歌山県の温泉について旅行記を書いていきたいと思います!
コロナウィルスのせいで温泉はおろか外出もできない温泉担当のシノです。
今回はタイトルにもあるように
「和歌山旅行記」
です。
自身初の3泊4日の大旅行となりました。
まー、国内なのでその程度が大旅行とは片腹痛いと思われる方も居るかもしれませんが優しい目で見てもらえると助かります。
自宅から新幹線と特急列車・バスを乗り継いでたどり着いた最初の温泉は「川湯温泉」です。
泉質:硫黄泉
この温泉は結構前から入りたいと思っていた温泉です。
着くなり近くの橋には色々な人形が飾られていましたが、夜になるとなんか怖そう。そんなこと思ったら地元の人に失礼かなと思いましたね。
この川湯温泉は何と言っても冬季限定でしか入る事のできない〝仙人風呂〟が有名です!
この仙人風呂ですが川底から湧いている温泉に川から水を引き入れて40度位に調整して入る事のできる温泉なのです!!!川底から湧いているので所々滅茶苦茶熱いですw自分は丁度いい
所を見つけて一時間程入っていました。
この仙人風呂は通常の温泉と違い、注意しなければならない事があり、この仙人風呂には脱衣所が無い為、河原の隅で着替えなくてはなりません。事前に調べていたので自分は少し大きなタオルを使って着替えました。また、裸で入ることはできず、水着着用がルールとなっています。
遠くからしか撮れないので遠景はこんな感じです。
宿でゆっくりしているとご飯の時間となり、辺りは暗くなってきました。
そして、仙人風呂に向かうと灯りが点いていました。夜になると土曜日は灯籠が置かれるそうです。自分はその事を知らなかったでしたね。今回の計画では奇跡的に川湯温泉の宿泊日が土曜日だったのでマジでツイていました!
因みに灯籠は地元の子供が描いた絵が貼り付けてありました。自分も子供の頃に地元の祭りの灯籠用に絵を描いたなと。
2日目
夜は開け、次なる温泉に向けて出発します。といっても次の温泉は徒歩で行ける所にあります。それが「渡瀬温泉」です。
泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉
日帰り:6:00〜22:00
料金:800
昨日泊まった川湯温泉からは徒歩20分で行けるので一汗かいてから温泉に浸かるという感じでしたね。
着いた建物の屋根には大露天風呂と大きく書かれていましたが、その名前の通り露天風呂が連なっていました。内風呂から始まり、一の湯、二の湯、三の湯、四の湯、五の湯まで露天風呂がありました。温度も少しずつ違い、自分は四の湯に暫く浸かっていました。
渡瀬温泉からバスでこちらもすぐの所にあります、和歌山県の中でもかなり有名な「湯の峰温泉」に行きました。
この湯の峰温泉は開湯1800年を誇る日本最古の湯として有名です。
更に、日によって温泉の色が七色に変わると言われている世界遺産にも登録されている〝つぼ湯〟がこの湯の峰温泉にはあります!
世界遺産ですよ!
泉質:含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉
日帰り:6:00〜21:30
料金::620(公衆浴場:260、薬湯:390)
ただし、入るのには当日予約が必要でこの日は大人気につき予約を休止していました。
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気を取り直してその他の温泉に浸かりました。やはり、硫黄のほのかな香りで最高な気分でしたね。
温泉から出ると先程休止していたつぼ湯が営業を開始していました。
ラッキー!!!!!
しかし2時間半待ちでしたが、この湯の峰温泉
には過去にも来た事があり、その時も予約が殺到して入る事が出来ませんでした。この機会を逃すまいという事でバスを一本遅らす計画として入る事にしました。
自分の順番は19番で入る人は1組30分までという事なのでこの前にあと5人居るとなるとどこかで時間を潰さなくてはならなくなりました。
丁度お昼時なので、以前も利用させて頂いた食事処で蕎麦を食べました。
街中を散策したり、神社にお参りをしたりしていると入る時間になりました。
中はかなり小じんまりとしていて、2人入るのがやっとという感じでした。
温度も熱めでしたが、とても気持ちよかったです!もう悔いはありません。
時間が押してしまい、次の宿に向かう頃には日が落ちかけていました。
海を見ると夕陽が丁度水平線に沈む所でした。
相変わらず夕陽って綺麗やなー(中並感)。
本日のお宿
「みなべ温泉」紀州路みなべ
泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉
日帰り:11:00〜20:00
料金:600
今旅初の海辺の宿で露天風呂からは海が見えました。(夜は何にも見えませんが)
朝一で海の見える露天風呂を堪能していよいよ3日目スタートです!
今回4湯目の温泉
「有田川温泉」
時間がなさ過ぎて温泉施設を撮れませんでしたが、温泉分析書は撮影しました。
そして本日のお宿は今回どうしても泊まりたかった
「紀伊勝浦温泉」ホテル浦島
です!
詳しくは後で書きます。
下の写真にもある通り、この宿への交通手段は桟橋から定期的に出ている船です!(バスもあります)
浦島と言うだけあって、船は亀の形をしています。乗船時間は10分程度の為、船酔いし易い人には優しいですね。
この「紀伊勝浦温泉」ホテル浦島は以前温泉100選の記事でも紹介したこともある通り、とても広くて売店や温泉・レストランも充実しており、まるで竜宮城のようです。夕食の際には決まった時間にマグロの解体ショーも行なっています!なので自分も宿泊は今回が初めてではありません。それ程までにこの宿と温泉は魅力的という事です!
そして、この宿最大の温泉がこの〝忘帰洞〟です!忘帰洞の由来は大正時代、紀州藩の徳川頼倫公が来遊されに来た際に「帰るのを忘れさせるほど心地よい」と誉めて名付けました。また、この温泉は半露天風呂のような作りとなっており、洞窟となって居ます。忘帰洞の〝洞〟は洞窟という意味ということもあり、見事な洞窟で海を眺めながら入ることができます。また、波の音が洞窟内に反響して聴こえます!さらに更に、泉質は硫黄泉で白濁しており匂いも程よい硫黄の匂いがする為、かなり気持ちが良いです。建具や設備も年季がかかっているように見え、なかなかに味があります。自分は近代的な温泉よりも少し古い時代を過ごしてきた温泉が好きですね。そんな泉質もロケーションも設備も欠点など無い温泉宿がこの「ホテル浦島」なのです!!!
泉質:含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉
日帰り:9:00〜19:00
料金:1300
また、先ほどの忘帰洞以外にも〝玄武洞〟を含めて3つ温泉に入れる場所があります。
最終日の4日目となり、本日も晴天での温泉巡りとなりました。次なる温泉を求めて駅から30分以上歩きようやくたどり着いた温泉でしたが
まさかの休業、、、。
ネットで調べたりしたのですが、書いていませんでした。旅にはこういった不測の事態もあります。昔も行った先の温泉がやってなかったり、駅から滅茶苦茶距離あったりとかあったなと。それに今回の旅の最後の温泉はここだけではありません!気を取り直して次の温泉に向けてひたすら歩きます。
和歌山県はみかんが有名なので辺りを見渡せばみかん畑が広がります。
そして歩く事50分、ついに到着した場所は城でした!この湯浅温泉はなんとお城の温泉宿です!自分も全国各地の温泉を廻っていますがこんな温泉は初めてです。
泉質:単純硫黄冷鉱泉
日帰り:12:00〜23:00
料金:500
大浴場に向かう中庭からもここがお城という事を実感させられるほどの天守閣でした。
ただ、この天守閣は食堂と宿泊施設、展望台があるだけで大浴場は別の場所にあります。
最上階からは街が一望できます。湯上りにこの景色を見られるのはここだけしかないなと思いましたね!夜は夜景が綺麗なんだろうなと。よく見たら海まで見えました。
これにて和歌山4日間温泉旅行の温泉巡りはこれにて終了ですが、帰るまでが遠足です!
電車を乗り継ぐ際に寄った海南駅ですが、次の電車まで少し時間があったので駅の外に出ることにしました。すると、目の前が一面雛人形の雛段が現れました!正面から写真で撮ろうと思いましたが、縦横大き過ぎて映りませんでした!ちょっと、いや、かなり驚きましたね!
その近くから何やらピアノの音がするので音のする方へ行ってみると、ピアノが置いてあり、地元の方が弾いていました!
弾いてるのを観てたら〝弾きますか〟と言われたので次の電車の時間まで弾かせて頂きました。丁度学生の人が居たので最初はパプリカを弾き、その後千本桜を弾きした。弾き終わると声をかけてくれた方が最後の曲のタイトルを聞いてくださいました。知らない曲でも人の心を動かす曲。それが〝千本桜〟なんだなと実感しましたね。最後に良い思い出になりました。
新幹線の乗り継ぎ時間にかなり余裕を設けた計画にしていたので大阪にも寄ることができたので、道頓堀へ行き、串やラーメンを食べてきました。なんかのこ4日間食うか浸かるか歩くしかしてなかったなw
↓かに道楽
↓有名なグリコ
という事で、今回は自身初の4日間旅行in和歌山でした!4日間あったら海外行くという人も、1つの県だけで4日楽しめる位日本も悪くありませんよ!
最後の最後に、大阪はコスパ良いなw
ではではでは。