springkunのブログ

日本国内の温泉やストリートピアノ を探し回り、そこでの記録を書いています。

いろんな意味で深すぎる鉛温泉!

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こんにちわ。

温泉担当のシノです。

 

今回ご紹介する温泉は岩手県花巻温泉郷鉛温泉です。

この温泉は温泉マニアの間ではかなり有名で多くの方が宿泊に来ていました。

 

アクセスはJR花巻駅よりバスで30分の所です。また、新幹線の停まる新花巻駅からもバスが出てます。しかも宿泊する方は無料です!流石は岩手が誇る温泉郷花巻温泉!!

 

早速温泉分析表からの抜粋です。

 

単純温泉・低張性弱アルカリ性温泉 pH7.8

《適応症》
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消火器病・痔疾・冷え症・病後回復期・疲労回復・健康増進

 

泉質は肌に優しい単純温泉です。pHも中性がpH6.0〜7.5なのでほぼ中性と言っていいですね。また、低張性という事もありかなり優しい温泉です。

 

この温泉の特徴は湯船にあります。

なんと、日本一深い自噴岩風呂なんです!

その深さは1.25m!

温泉で深いといったら福島県の甲子温泉や熊本県の黒川温泉などがありますね。また、青森県蔦温泉や鹿児島県の湯川内温泉のように湯船の下から自噴しているので湯口が見当たりません。

 

温度も少しぬるめで長く浸かっていることができて、熱いお湯が苦手な方でも入る事ができます。

 

こちらの温泉(白猿の湯)は混浴となっておりますが、時間帯によって女性専用となる為、女性の方でも安心して入る事が出来ます。その際は宿のアナウンスで知らせてくれる為、時間を忘れずに済みます。なんて親切なんでしょうか!

温泉はこの他にあと三つ入る事が出来ます。

 

今回私の宿泊した宿の藤三旅館さんは旅館部と湯治部の二種類があります。

リーズナブルに行きたい方は湯治部をお勧めします。こちらは二食付きで1万円いきません。但し、アメニティはありませんので歯ブラシなどは持参して行くことをお勧めします。

また、冬季は暖房が別途かかり、こたつと灯油ストーブなどをお金を払えば利用できます。

この時はちょうど大相撲の初場所がやってました。

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因みに私はこたつではなく灯油ストーブにしました。理由は安いからですw

まー、大して変わりませんでしたが、ケチりました。宿の方曰く、ストーブをこたつの中に向けて風が通るようにすればかなり暖かくなるとの事で、確かに熱いくらいでした。

食事は部屋に持ってきてくれます。

量も多くもなく少なくもなくで、少食の方など旅館の料理は多いから食べれないかもという方にはお勧めです。

 

最後に宿の雰囲気ですが、いい意味で古く気分転換にはもってこいの造りとなってます。1786年開業ということもあり建物は年季が入っていて歴史を感じます。こういう素晴らしい宿と温泉がが永遠に残る事を願い今回はここまでとさせて頂きます。

 

そんなわけで今回は鉛温泉の紹介でした。