iPhone12買わずにiPhone11を買った話
結論:すんごくいい。
ご無沙汰してますツジです。今回はiPhone11を1年落ちで買った話です。
あくまで一個人の考えなので、そういう考えもアリだよねくらいにお受け取りください。(でないとモメるから…)
なぜミニマリストかというと…
今回の話、けっこう何が必要で、何がたらればの思想の話かってことをよく考えさせられました。
私自身の振り返りノートのつもりで執筆しました。
購入の参考となれば幸いです。
前振りフリはこの程度で…
- 安かった
- 5G
- 有機ELと液晶
- スペック
安かった
基本、金で物買うなってのがミニマリストなんですが、シンプルに値段の差がでかい。
2020年12月の時点、というかiPhone12が発売された時点で
iPhone12 64GB 税別85800円
iPhone11 64GB 税別64800円
型落ちというか、1年前の最新機種選ぶだけで25%値が違います。
もちろん、この話はまず思いつく話で、
「5Gあるんだよ?デザインも新しいし!スペックも高いよ!MagSafeも!」
毎年すごいですねiPhone。でも…
5Gと4G
iPhone12から5Gに対応するようになりました。要はめっちゃ速くなると。速いは正義です。それは間違いない。
ここで申し上げたいのは2点
①5Gを常時使うか?
②やりたいことが何か?
まず①について。家にスマホしかインターネットを介する端末がない筆者のような人は世の中どれほどいるのでしょう。テレビやゲーム機、PC、タブレット。けっこう普及してますね。
そのうち、5Gの恩恵を受けられるのは5G契約をした上で5G対応のスマートフォンのみ。あるいはそれを使う都度テザリングしなければいけません。
想定される場面として、出先のインターネット回線の確保といったところでしょうか。スマホでいいじゃんってか、店のWiFi使えるとこ増えたけど…)
そして何より、家の通信を携帯のネットワークだけで賄うのは金の無駄です。はっきり言います。大人しくネット回線は用意しましょう。よほどの作戦のある方を除いて、ほぼ必須です。
うちの温泉担当が未だに高い金払ってスマホだけでやりくりしてる一人です。この前ネット回線貸したらYouTubeをスクショして保存してました。お前は小学生か。
②について。
そもそも5Gで何をするか。おそらく通信量を消費しやすいもので、リモート会議?オンラインゲーム?4Gで十分できます。…通信量?だから家に回線を略
ちなみに筆者はクラウドsimのルーターを常時持ち歩いてます。これ大手3キャリアで繋がらないところまで繋がるんだもの。4000円/月。家でも外でもゲームできます。
ぶっちゃけ…4Gと無線LANでできなくて、5G限定のサービスがわからない。それに、5Gの恩恵を受けられるのは対応スマホを使っている時だけ。他の多くのシチュエーションにおいて、大概無線LANです。それで7000円前後は高い。
有機ELディスプレイと液晶ディスプレイ
筆者は機種変更する前は、iPhoneXSを使っていました。早い話、有機ELユーザーだったのがIPS液晶という、ダウングレードの道を選んだんです。ここ結構勇気がいりました。
実際に使ってみると、XSに比べて、若干LINEのアイコンが白っぽくなったような、画面の縁が目を凝らすと区切りがわかるような気がします。
…で?
まず違いがそこまでわかりません。筆者視力だけは自信ありまして、マサイ族に匹敵するレベルです。健康診断では常に最高。でも分かりません。
100歩譲ってLINEのアイコンは見抜けたとしても、いきなり見せられた画像の区別はつきません。
というか、もともとのIPS液晶の技術の方を評価した方が良いです。iPhoneの液晶ってなんなの。もっと前にXperiaZ3使ってたけど、iPhoneに変えた時、色味の自然さはけっこう感じた。作った人、えらいっ。
あと、解像度は落ちました。よーく目を凝らすと、文字のジャギジャギがギリわかるレベル。でも、iPhone8以前ってみんなこんな感じでした。だから何ってレベル。
ちなみに、人間の目で判断できるのは、30cm離れた時点で300dpi。11とかXR、8以前のモデルは321dpiくらい?どっちみちすでに区別ついてないんです。…近くで見ればわかる?目を離さないと目悪くなるよ。
後で触れますが、解像度を下げると、描画負担が少なくなるので、電池持ちがよくなったりカクつきにくくなるメリットがあります。
スペック
iPhoneは一年ごとにスペックが上がります。
正直、iPhoneXSで困ったことなかったからそもそもよくわからんけど
スペックの差って、ベンチマークなんかだと数値化されますが、体感できないレベルなんです。ゴリッゴリな3Dのゲームやるならスペック優先でしょう。でもそれならプレステ4でも5でもやりゃあいいじゃん…
Twitter、Instagram、LINEビデオ通話、YouTube、白猫…
この辺が使用率高い上に、描画するアプリでしょうか。この辺は機種変更しても違いがわからない。というか、固まった時ってだいたい通信回線の方。でも月の料金全部合わせて7000円にしたいもの。
ちなみに、LINEとSafariがほとんどなら、iPhone7とかでもなんら心配いらないです。
今回も文章だけでモリモリ書きました。
書きながら振り返っても、iPhone12は今の時点で買うか微妙なところ。デザイン変わったけどなんか厚ぼったいし。
あくまで一個人の意見なので、大多数の方は最新機種を購入されると思います。新しい機種ってワクワクしますもんね。わかります。
ただ、金銭面の事情で、新しいものを買えないという方もいるかと思います。そんな方のために、型落ち全然心配いらないよ!ってことを言いたかったんです。心配いりません。そこまでお金に逼迫はしてませんが、私も型落ち選びました。
ってか、よくよく考えると自分にはいらない機能にお金払ってたんだなって実感が湧きます。こういう取捨選択するようになったのって、ミニマリズムをかじってたからだったりして…
ミニマリストは「見える化」が得意になる〜カケ放題を疑え〜
タイトルにらめっこしてたら化がゲシュタルト崩壊起こしてきた…
どうも、ツジです。
タイトルはミニマリストがーってつけてますが、昨今思った「見える化」のことについてお話しさせて頂きます。
ことは、昨日。後に記事にする予定ですが、docomoの新料金プランahamoが発表されたので、自身の料金プランを見直すことにしました。
中身は省きますが、熟考するなかで気づいたんです。
「通話かけ放題邪魔じゃね?」と。
いや、使う人はいいんですよ。うちのマッマとか。ただ、私は電話ギライで、自分からかけたLINEを除く通話(カケホの対象となる通話)が3ヶ月平均で5分ずつでした。試算すると、月あたり200円程度。
そして、自身の料金プランを見てみました。auの通話定額ライト、月1000円取られてます。
えぇ、800円無駄な出費なんです。
安心感?使うかもしれないから?まぁ、安心にお金を払うのも一興でしょう。
ではなんで安心にお金を払うのでしょうか。
おそらくの答えは「見通しの立たない」「先のことは誰にも分からないから」でしょう。
見通しの立たない不安が、月に英世さん1枚で解消されるなら安いもの。これもまた一つの見方です、否定はしません。保険なんて最たる例でしょう。
しかし実際問題、具体的に試算するととんでもない間違いだったことに気付かされたわけです。月800円、捻出する額としては高価ではありません。
ここで、タイトル通り、見える化をさらに進めてみましょう。
トータルの生活費で考えると、月800円は私の生活費の0.5%ほど。こう考えると痛くはありません、他で賄うことができるからです。
しかし、セクションごとの出費にするとどうでしょうか。
携帯代が、本体代抜きにして筆者は5100円です。そうなると、携帯料金の15%が使用していない料金を払っていることになります。ここまで来ると、無駄に見えてきませんか?
もっと細かくいきましょう。これを「通話セクション」として考えると、本来200円程度の出費を、1000円払うとなると、400%もの使用していない料金が発生してることになります。こうなると切る以外何者でもありません。
0.5%の無駄。
15%の無駄。
400%の無駄。
こう見ると、おっかないことしてました。ここまで分かっていれば、安心もへったくれもありません。明らかに無駄遣いです。
私たちが「安心」を得るために払っていたお金が、実は「見えていなかっただけ」だったようです。見えていれば、何も恐ろしくありません。
ミニマリストにこんな発想があります。
「使わないものに家賃を払う必要はない。部屋の面積を家賃相当で奪っていると考えると、無駄なことをしている」
早い話がゴミを捨てろということなんですが、これ、「見える化」のベストアンサーでもあります。
見えてないから気づいてないだけで、見えるととんでもないことしているんです。
逆の発想もあります。SNSの心ない中傷は心ないだけに、「忘れる」に限りますし、車の運転をしていて一々対向車のタイヤが外れて飛んでくることまで予見していては、運転なんてできません。
何を拾い、何を省くか。取捨選択なわけですが、けっこう大事です。
とりわけこの取捨選択、日頃から「見える化」と「見ない化」の訓練をしていないとなかなか身につきません。
そう、「モノの家賃」だの「実際に着ている服の数」なんかを気にする習慣でもない限り。
見えているだけで安心への対価まで分かるようになります。
もちろん、理論は万能ではありませんが、少なくとも必要以上の不安から逃れるための術となります。
長くなったので今回はこの辺で。見える化の工夫に取り組まれているミニマリストは少なくありません。
服の数、洗剤のストック数。この辺は身近にできることでしょう。
今回の件、私も勉強になったのが、見ずに支払われている固定費こそ、真っ先に疑った方が良かったということです。
見えていないもの、侮れませんね。
スマホとミニマリスト相性悪い説
ついにネタを天から授かりましたツジです。
2020年11月下旬、ついに東京だけでコロナが2日で1000人出るようになりました。恐怖です。家でゴロゴロするしかありません。もうスマホが手から離れません。
なぜスマホ?
そんなことを考えてました。結論から言うとTwitterのタイムライン、YouTubeの関連動画、ブラウザのまとめサイトが凶器です。あれに吸い込まれます。
問題なのがそこまでの過程。最初から「あぁ!タイムラインみたい!」とかならんわけです。つい触っちゃうだけ。そして止まらなくなるだけ。
私、最近Kindleを購入し、家からゲームボーイアドバンスと初代プレステを引っ張り出してきました。…ミニマリスト?🖕🏿😀🖕🏿
目的は、没頭した時間の使い方をするため。やりたいことだけをやるため。脱スマホ。
速い話が、それしかできないツールをやろういうわけです。
意外にもこれが功を奏して、スマホの使用時間が減ることになります。特にSNS離れに向かっています。
ここからが今日の本題になります。
「スマホに自分がミニマルじゃなくされてね?」
というのも当たり前で、スマホの利点はそれ一つに多くのアプリケーションを積み込めること。
モノの数だけで言えば、少なくなります。電卓、カレンダー、時計、家計簿…
ただ、SNSも触れちゃうんです。同じ画面の中で。
言い方を変えましょう。今目の前にあるのは、Twitter機能のついた電卓、YouTubeが見れる時計、インスタも見れるゲーム機がそこに生まれるわけです。仮にこの2つずつの機能だけつけたとしても、破壊力は抜群でしょう。
実際はそれ以上です。超高性能なんでもできるぜ電卓なわけです。(なんかニコニコ動画のゲーム実況で見たような…)
そんなの我慢すりゃいいじゃんと思われる方もいるでしょう。もっと現実的なモノの話に置き換えるとどうでしょうか。
勉強机があった方というか自分の部屋。試験の前になると、なぜか片付けしたくなったりNARUTOを一から読み出していたり、FF7を最初からやってしまった方はいませんか?
勉強机にモンハンの入ったPSPが目に入るところにあった時、一回でもゲームのスイッチを入れることなく勉強に集中できた方は何人いますか?
そりゃ圧倒的な集中力の宇宙人もいるでしょう。しかしあなたは宇宙人でしたか?
ダイエットしたい方。家に袋の開いた菓子が目につくところにあって、それを全く我慢できた方は何人いますか?
そもそもが無理なことをしてるのです。昔、犬の鼻の上にドッグフードを置いたままマテをする動画がありました。犬も頑張ってましたが、ヨダレをダラダラたらしてましたね。生き物ってそんなものです。私は鳥派です。
スマホは何か目的があって触るたびに、鼻の上にドッグフードを置かれているのです。恐ろしい頻度で。我慢するたびに意思力を削がれていきます。
よほどの宇宙人を除き、多機能ツールを多目的に使うのは人間の能力には無理があるようです。いっそスマホはエンタメ消費の手段にして、実用アプリは別の手段で代用する方が、モノの数が増えたとしても、結果的にユーザーの行動がミニマルになるのかも…。
家の中極限まで物減らした分、一日中ダラダラスマホいじってたらなんの意味もないわけで…。
↑これが記事執筆できずにゲームやり出した原因のホーム画面。
結局人間ってシングルタスクな生き物なようです。色んな機能を一個に集約できるスマートな電話なのか、スマートな使い方できる電話なのかは、ユーザーのスマートさに委ねられているようです。
ちなみに私は自分のことを文字の読み書きができるチンパンジーだと自負しているので、執筆が終わり次第ロックマンエグゼ4レッドサンに没頭しようと思います。
ミニマルの基準はモノの数だけにとどまらず。行動やルーティンもその対象にするとなると、まだまだ奥が深そうです。
物を捨てられない人にありがちな1つのこと
←最近書くと読まれるから調子づいている
どうも、ツジです。なんかアフィっぽいタイトルにしてみました。思いつきです。
部屋が片付かない、物が捨てられない。よくある話です。筆者は一人暮らし当初、親にそれで相当迷惑をかけました。当時の痛手は未だに心に残ってるので、ミニマリストなんか目指した次第です。
というか、物が捨てられないからミニマリストを参考にする方わりと多いんですが、私個人はビミョーな選択だと思っています。
ミニマリストって、参考にしてる時点ですでに物が少ないんです。ミニマリストの暮らしは、物が少ないまま進行していきます。
「私もシンプルになりたいなー」
「いいなーこういう生活も」
なんて考える方もいるかもしれませんが、あくまで感想なんです。憧れてる暮らしは、部屋の片付けに必要なものではなく、見せられた理想の形に過ぎません。
前フリが長くなりそうなのでタイトルの伏線回収といきましょう。物を捨てられない人にありがちなのは、「物を手に入れてから手放すまでの経験」、簡単には、「物を捨てた経験」です。
必要なのは、「物を捨てたい」ではなく、「物を捨てる」ことです。願望はいつまで経っても願望です。
ミニマリストの部屋を見てても部屋は片付きません。自分で物を捨てない限り、その状況は永遠に変わらないのです。
ってだけ書くと月並みですね。
ここからは私の見解として、少しずつその仕組みをバラしていきたいと思います。そして捨てろと言い続けます。よろしければお付き合いください。
注目すべきは他人の暮らしより自分の部屋と物
知識がない人が、知識を得るために勉強するのはわかります。
ただ、ミニマリストの部屋を見ても勉強にならないんです。早い話、他人の部屋見て脳を満足させてるだけ。自分の部屋と理想の部屋を重ね合わせる妄想です。
いくらミニマリストの部屋を見ても、自分の部屋のものは減りません。結局は自分の部屋のものを手放すことでしか部屋は変わらないんです。
筆者は、捨てることをお勧めします。というか、売る、あげるの選択肢は一度取っ払った方がいいと思います。
まず目的が何かということ。部屋をきれいにしたいなら、部屋のものがこれ以上増えてはいけないんです。…もったいない?わからなくはありません。
人間、いざ追い込まれると2択になります。勇気を出して行動するか、逃げて惰性に走るか。この辺はわかると思います。
問題なのはさらに2個。
①経験則で行動する
②逃げる時、人は後ろめたさから逃げ道のスジを通すこと。
今まで逃げ続けた人はまた逃げます。逃げた経験は豊富でも、勇気を出した経験の方が少ないから。
ただし、逃げ道は人に後ろめたさを与えます。だから人は逃げ道の後ろめたさからも逃げます。こうなると負のスパイラルです。その経験が強くなり、さらに正当化された逃げ道に向かいます。
話を戻すと、部屋をきれいにするために必要なのは手放すことだけ。全て捨てることをまず念頭におきましょう。
今回は救いの話ではありません。心を鬼にして捨てろと言い続けます。
勇気で捨てる行動。とても覚悟のいることだと思います。ただ、その辺に関してはいろんな記事もありますし、今回やり方については触れません。あくまでも捨てる勇気です。
少したらればの話をします。これまた筆者の経験則なんですが、1個物を捨てると2個目以降は恐ろしく早いです。筆者の1個目は収納4段ケースでしたが、ソファ、ベッド、電子レンジ、止まることを知りませんでした。
これは、捨てた経験に頼れるようになるからです。特に前述したものは粗大ゴミでした。売れるようなものもありましたが捨てました。後ろめたさを正当化すると話が前に進まないからです。
粗大ゴミは、日頃出さないので、億劫になりがち。でも、1回でも捨てた経験があると、その経験に沿ってループが始まるんです。あれも、これも。最初の時点では思いもしなかったものも。
こうなると後は早いです。他人の部屋を顧みず、自分の部屋のものをどう捨てるか、どうしたら捨てた経験を再現できるか考え出します。人間、直前の行動に影響を受けやすいようです。
逆に言えば、YouTubeを見てる限り繰り返す行動はYouTubeでしょう。まして次の動画が自分の意思と関係なくおすすめされるんだからたまりません。
ミニマリストの部屋を見る行為は、部屋を片付ける行為でも捨てる行為でもありません。
もういっそ、声に出していいましょう。
勇気
これがものを捨てるのに必要なたった一つの言葉です。
トンデモなく精神論ですが、最初の一歩に必要なのはやり方ではありません、意思です。
甘い言葉をかけて結局物を売りにかかるミニマリストも当然います。
ですが現実は辛いです。部屋を片付けるのも、生活を豊かにするのも、まず大事なのは勇気。
最初の勇気が、あなたをきっと助けてくれます。
といったところで片付けに入っていただきたいので今回はここまで。
お部屋の片付けが進むことを祈っております。
モンハンとスマホゲーから学んだ、「自由」への執着
←前回の記事が好評だったので味を占めている
どうも、ツジです。前回、「時間」への執着という話題を取り上げました。金や時間、そして今回の「自由」は難しい概念の話になります。難易度にめげずに考え方の提案をさせて頂きたく思いますのでよろしくお願いします。
問題の記事
https://springkun.hatenablog.com/entry/2020/09/09/030247
自分でコントロールできないものはストレッサーになりうる。これは前回の記事の話です。そして今回は、自分でコントロールするのが難しいものの話です。それが自由。
今回はこんな感じ。
- 猿のように貪ったモンハン
- オンラインの台頭とスマホゲーム
- モンハンにハマれた理由
猿のように貪ったモンハン
筆者が中高生の頃、モンスターハンターシリーズが周りで大人気でした。(←1991年生まれ)
わりと遅れてデビューした方なので、MHP2Gが発売され、みんながZ装備に夢中になっていた頃、下位の火の片手剣でドドブランゴが倒せずあくせくしてたのは良い思い出。
当時は、友達と一緒にプレイ(寄生)してました。同じく火の片手剣を初見のシェンガオレンに担いでキレられたのも良い思(
よくもまあ飽きずに出来たなと今になると感じます。総プレイ時間1000時間やってたような…もはや理性を失った動物の本能赴くままに楽しんでました。最後は裸狩りとか武器縛りとかマニアックなこともやってました。
時はすすみ、社会人になります。
オンライン環境の台頭とスマホゲーム
社会人1年目、依然モンハン熱は冷めやらず。やっぱり猿のままでした。…スマホゲームに出会うまでは。
それからさらに1年、高校の同級生からパズドラをインストールさせられてから状況が一変します。筆者は課金嫌いなので無課金プレイヤーでした。ヴァンパイアを粘り、エキドナを粘り、ガチャを縛るという凶行にも走りました。意外にも、当時のパズドラは楽しかったです。タダでしたし。
しばらくして、あらかた遊んだところでガチャを解禁させることにしました。ベルゼブブと赤ソニアパーティ使ってた身としては、ロノウェの144倍に一時人知れぬ興奮を覚えた記憶があります。
そう、一時は。
ガチャを自由にしたところで、新たな可能性が生まれます。
「ガチャ引けばもっと強くなれんじゃね?」
正解でもあり、間違いでもありました。
このガチャの自由と与えられた可能性が大きな落とし穴でした。
確かに引けばインフレの波に乗りながら、今まで苦戦していたクエストがスルスルとクリアできるのです。
それと同時に、パズドラに冷めることになりました。五右衛門が弱く見えるのです。当時は憧れてたのに。
インフレの大きさは、今ある楽しみを鎮火させるとともに、ゲームの楽しさをガチャという不確定要素に委ねることになったのです。ここまでの流れは前回記事の、自分でコントロールできないものはストレッサーそのままです。いよいよガチャ爆死しようものなら、ストレスはマッハです。
こうなると止まりません。パズドラそのものを見限ることとなります。今考えると、ガチャを堪え続けてたら筆者にとってのパズドラはまだ続いていたかもしれません。
しかし世の中すごいもので、スマホゲーなんてゴマンとあります。パズドラはうち一つでしかなかったのです。
スマホゲーは基本無料なので手つける分には躊躇はいりません。なんなら初回無料ガチャだのスタートダッシュガチャだの沼に引きずり込む気満々です。協力プレイは複数ユーザーがいてナンボですが、さすがはスマホのインフラ。やったゲームはモンスト、クラフィ、白猫…枚挙に暇がありません。
筆者も全部やりました。同時に、全て一月と続きませんでした。飽きです。
2015年の10月(だっけ?)、そんな筆者に懐かしいものが現れます。モンスターハンタークロスです。買い切りのゲームで、慣れ親しんだモンハン。これが楽しくないわけはない。そう思いました。
社会人になると学生の頃と違うと思う方もいらっしゃるかと思います。しかし考えようです。社会人に宿題も受験勉強もありません。仕事は定時で終わらせるよう工夫するまでです。バイトもありません。(一概に全てこうなるわけではありませんが…)
モンハンクロスは革新的で、今まで出てきた全武器種が登場する上、モンスターもお祭りレベルの登場数。武器はさらに4つのスタイルが存在し、遊びごたえはさらに増えました。トドメはオンライン環境。無線LANさえあれば3DS1個で高校の友達どころか無尽蔵のユーザーとオンラインゲームができます。買う前までのワクワクは凄まじいものでした。
ところがぎっちょん
これは筆者の悪い癖なんですが、超がつくほどの優柔不断+凝り性。強くて、レビュー1位じゃなくて、それでいて1個の武器だけで縛る病気を持ってました。ましてスタイルまであるからタチが悪い。気に入らなくなると最初から何度もやり直し。やはり長くは続きませんでした。
なんとか、エリアル大剣に目星をつけて楽しいハンターライフを味わっていました。しかし一人で。
オンライン環境があるにもかかわらず、オンラインの方が早く狩れるにもかかわらず、1人で閉じこもってハンター生活することになったのです。…だって、みんな同じ装備なんだもの。
4.「自由の不自由」あるいはその逆
終 可能性はその全てが恩恵ではない
「自由の不自由」あるいはその逆
スマホゲーに辟易する人の理由として、「ゲームバランス」ともう一つ、「選択肢の多さ」があると思います。(ガチャ?知らぬ存ぜぬ)
ストーリー、イベント、高難易度、育成…できることが多いようで、これは人間の意思力をごっそり奪ってくれます。選択できることは利点ではないのです。
モンハンも、10を超える武器に4のスタイルが加わると、選択肢の数が凄まじいことになります。
特にモンハンの武器に関しては、全てが同じ強さではないので、優劣が生じます。そこにオンライン環境、より多くの人が関わる世界となり、そこにはある種の社会が生まれます。
社会は自然とルールを作り出します。同じ状況で生きる中で必要な取り決めです。それは同時に、暗黙のマナーとして知れ渡ります。モンハンでいうと、武器と装備はこれが推奨だの、スマホゲーでいうとこのキャラ装備でこないといけないみたいなルールが生まれてきます。
自由とは名ばかりの不自由がそこにはあります。好きなキャラ、好きな武器?実際は、みんなに合わせたキャラと武器を揃えるために躍起にならざるを得ないのです。…暗黙のマナーより自分の好きをとれる方は、その限りではありませんが。
ある意味、高校の頃のモンハンとは、思い出補正もありますが、選べる武器の少なさ、たかだか友達にキレられる程度の社会の狭さゆえにハマれたのかもしれません。限られた条件というのは、意外とその中での可能性を模索できるものです。
まぁ、人間の脳にふさわしいレベルの選択肢の数が重要なのかもしれませんが…。
白猫も、槍と斧と杖で役割あったころは楽しかったです。のちに役割を押し潰すパワーインフレと環境キャラ、産廃キャラの存在でダメになりました。
可能性はその全てが恩恵ではない
結局、でかけりゃいい、多ければ多いほどいいわけじゃないようです。
どんなに選択肢が多くても、選ぶのは1つ。ならば、いらない選択肢を間引くのも時として必要なのではないでしょうか。
可能性を残すこと、自由を与えること。一見、素晴らしいことのように思えて、落とし穴でもあります。
欲なんです。自分を見失い、無いものを求める欲なんです。
自由が不要だとは思いません。先の見える一生は決しておもしろいものではありません。
しかし、自由に執着して逆に一生の深さを浅くするのであれば、手放すべきはその自由なのではないでしょうか。
不自由の中にある自由、そのありがたみはきっと人生を深くしてくれると筆者は信じています。価値は自分の外ではなく、中に眠っています。
↑名言の宝庫白猫プロジェクト(←実はまだやってる)
お読みいただき、感謝です。
ではでは。
自閉症から学んだ、「時間」への執着
久しぶりの投稿となりますツジです。
昨今、「断捨離」というワードに商標登録がなされているというのが一部界隈でトレンドとなっていました。とはいっても、日常生活の上ではたまに使うワードでもあります。
今回はそれに関わる執着の話。「時間」についてです。
「○○を手放したら豊かになれる」だなんて新興宗教チックな言葉、ミニマリスト界隈でよく耳にします。もちろん、今回の話を含め、すべての方に100%当てはまるかというと断定はできません。その前提の上で、筆者からは「時間」への執着を断てないか?というご提案をいたします。
- 我々の中の時間の重要性とは
- とある自閉症の方たちから学ぶ、時間より大事なもの
- 気づかされた、時間の奥底にあった考え方
我々の中の時間の重要性とは
私たちは、時間の中で生きています。これはこの記事を読まれた方ならお分かりかと思います。
学校の授業はある時間に始まり、ある時間で区切られます。
会社の就業も、就業時間が定められています。ノルマはあれど、労働基準法では仕事量が時間で定められています。
スーパーは朝○時から開いて夜○時に閉まります。ラーメン屋も然り。
もっと言えば、人生もおおよそ限りの時間があります。
現代では、人は時間に合わせて生きているといってほぼ差し支えありません。ゲームは1日1時間(できてない)、朝6時に起きて夜22時に寝る。筆者もだいたい時間で動いてます。その一方で…
自閉症から学ぶ、時間より大事なもの
当事者の方からすると齟齬があるやもしれません、しかしざっくり申し上げると
自閉症の方には「○時になったら○する」が苦手な方が見受けられます。生活のパターン化と言いますか、一挙手一投足をルーティン化することで、落ち着いた気持ちでの暮らしを送れるようになさっている模様。YouTubeなんかでモーニングルーティンなんてのがありますが、あれのフルタイム版といったら良いでしょうか。
例えば、
朝起きたら顔を洗い、着替える。そしたら独特の動きをこなした後、朝ごはんを食べる。歯磨きは特定の回数特定の場所を磨き、ヒゲも同じく剃る。歯ブラシとシェーバーはミリ単位で元の場所に戻し、新聞を1枚ちぎる。
なんて方がいたとします。
ここまで、時間に依存した行動がないことにお気づきでしょうか。○したら○するという行動ルールに則っているんです。
自閉症にも、程度はあります。時計が読める人、事前に用意した写真と同じ時刻になったら認識する人。特にその障害が重いほど、時間ではなく、行動ルールにウェートが高まるようです。
時間で動けないという障害と同時に、「時間に依存しない、あるいはルーティンに軸にした生き方」をしているという解釈が行えます。
何も自閉症の方だけではありません。程度次第では、DSM-5にあるような自閉症スペクトラムのケースもあります。アスペルガー、ASDなんて言葉を聞いたことのある方もいるのではないでしょうか。
早い話、知的障害はないけどコミュニケーションを取るのが苦手とか、社会ルールとは違う自分ルールに重きを置く人(個人的な表現でごめんなさい)は世の中に少なからずおり、社会ルールの生きづらさに悩んでいる方も少なくありません。
気づかされた、時間の奥底にあった考え方
ここで、時間とは社会に作られたルールという考え方を用いるとどうでしょうか。
就業規則も、授業開始時刻も、それに関わる大勢の人が一律の基準で参考にできる、いわば大勢の人が同じ社会で生きるための取り決めといえます。
社長が朝ご飯食べて新聞読んだら就業開始とか言われても困るわけです。
ゆえに時間は、社会で生きる上で恩恵をもたらしてる反面、ストレスの原因となりかねない側面もあります。
○時になったら起きなきゃいけない、寝なきゃいけない。○日までスマホを新調できない。
経験のある方多いと思います。
これがストレッサーたる所以は、自分でコントロールできないことということです。この話、他者やお金についても同様な場合があります。
例えばボディメイクをしたいのであれば食事や運動。時間はかかりますが、自身の行動で変容できます。
読書も、テレビゲームも。(スマホゲーは、時間の概念が強いので、どちらかというとストレッサーになりがち…)
その一方で
「金がないから○ができない」
「時間がないから○ができない」
「あいつが動かないから○ができない」
依存の対象が自分の行動ではなく、自分以外に向いているからこそ、思い通りにならないことがストレスなのです。
前述の自閉症の方の生活ルーティンを振り返ってみましょう。例だと、時間ではなく、自らの行動の連鎖で成り立った生活というのがわかります。社会生活にハードルのある方だからこそ、別のアプローチから成り立たせた生活があるのです。
もっとも、これに関しては本人努力だけではなく、家族や支援者の適切な支援、アプローチありきですが…。うまくいかなければ行動問題なんかもありますし。(自分や他人を叩いたり、吐いたり、伝えられないストレスをあさっての形でぶっ放したり…)
ここでミニマリストの話に戻ると、ミニマリストはよく「自分軸で生きる」なんて言います。(内心、都合の良い時に使う詭弁のような気もする…)
世には、社会ルールと自分ルールのダブルスタンダードが存在します。その中で、自分らしく生きるためには自分の内側にいかに目を向けられるかが肝要となります。
逆に、時間や条件のような自分の外のものに捉われがちになると、苦しくなっていきます。
自分の生活、もしかしたら「時間」を気にしすぎて何ごともできない場合があるやもしれません。もしも「時間」を手放せたら…
なお、筆者は明日も9時から仕事です(ぁ
相方の温泉記事の方も飲み会のネタに、どうぞよろしくお願いします。
ではでは。
新宿住友ビルでピアノを弾いてきた!
Go to キャンペーンで東京は除外されるわキャンセル代は戻らんわで国家絡みの詐欺に引っかかってしまった方も居ると思いますが自分からは残念でしたねとしか言えません。
これからも同じ様になる可能性は大です!
だから近場で楽しく過ごしましょう!!
どーも。
遠方温泉自粛中の温泉担当シノです。
今回も温泉に行けないので都内のストリートピアノを弾いてきたというお話になります。
早速余談ですが、西日本側のストリートピアノ が結構盛り上がっていますね。Twitterの記事でここにもここにもありましたって載ってましたね。本当に羨ましい限りです。
都庁の展望室も未だ解禁されていません。
ですが、同じ新宿区内でしかも滅茶苦茶近くにストリートピアノができました!
場所は住友ビル三角広場の中です。
別の場所は↓のように広いので音が響きます!
また、ストリートピアノと言えばな看板もありましたね。
誰でも弾けます!
ブランクがあっても初めてでも良いんですよと!ピアノって本当に学生時代は音楽室や体育館に行けば弾けましたが音楽大学を除く大学の殆どは無いのが普通です。なのでピアノが身近に感じれる事は良い事ですね。
聖域感が半端ないですねw
今回の弾いてみた感想ですが、久しぶりにグランドピアノを弾きましたね。最近弾いたのが有明ガーデンと下北沢シモキタフロントとどちらもアップライトでした。改めてグランドは弾きやすさと音が良いですねー。
ここのピアノはひっそり置いてあるピアノとは違い、弾きますよ聴いて下さいと言わんばかりの佇まいでしたので都庁や有明ガーデンのピアノに近いと思いました。
最後に、ストリートピアノを巡り始めて1年が経ちますが、ストリートピアノのマナーについて色々な方が意見を言っていますので他の人と被ってしまうかもしれませんが自分も少し書かせて頂きます。
①居座って弾かない
これは自分の体験談で以前関内のストリートピアノを訪れた時にずっとピアノを弾いてるというより練習してる人が居ました。1時間粘りましたがもう自分の中で限界が来て、話かけた流れで弾いた事がありました。その人は周りが聴くだけの人しか居ないと勘違いをしていたんだと思いましたね。自分は2曲位弾いたら一回離れますね。誰でも「弾きたいので弾かせて下さい」なんて言えませんよね。誰も居なくなればそんな人に話しかけるハードルを気にしなくて済みます。なので人が居たら少し弾くのをやめるか「弾かれますか?」と聞きましょう。そこで会話が生まれます。
②ピアノに対して感謝をする
なんか宗教っぽく聞こえるかもしれませんが、誰でも弾けるけども何をしても良いわけではありません。ピアノの板の上に物を載せたり傷つけてはいけません。ピアノをやっている人はそこら辺敏感ですが、普段弾かない人ほどぞんざいに扱いがちです。ピアノだって誰かが好意で置いて下さりお金も動いています。それでも設置して頂いているのでその事を想い弾きましょう!
③しっかり弾く
ピアノが弾ける人弾けない人関係なく何の曲でも無しに鍵盤を叩くだけで冷やかしたりする人が居るらしいです。自分は小さい子が初めてのピアノで触ったりするなら別に良いかなとは思いますが、やはりよく思わない方も居るみたいです。自分も汚い演奏にならないように頑張らねば。
④消毒をする
もう当たり前っちゃ当たり前になっているコロナウィルス感染症対策ですね。ピアノは絶対に鍵盤を触らないといけないので接触感染の恐れがあります。弾く前と弾いた後は必ず消毒をしましょう。
最後に、ストリートピアノを見つけたら是非弾いて下さい!ピアノは皆さんに弾いて欲しくて置いてあります。
ドラクエ風に言うならば
「ピアノが寂しそうにこちらを見ている」
ですねw
なんか可愛く思えてきました!
ではでは!!!